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ケニアからインドへ 

年末に起きた、ケニア不正選挙後暴動から、早くも半月たちました。
何が問題で、何が起こったのか。私の下手な説明よりも、BSでやってた特集番組を見つけたので、こちらを見てみてください。かなり簡単に説明されてるけど、要点は押さえてると思います。全部で20分未満なんで、是非。
http://www.youtube.com/watch?v=i2pwGHWF6og
http://www.youtube.com/watch?v=beQl7F7IBRA&feature=related
前半に、キベラ・スラムがちょこっとうつってました。多くの現地NGOがここを活動場所にしてまして、私も、順調に行けばここでの活動・調査を行うNGOで研修を行う可能性が高かったんです。


恣意的に過去形です。
結論を先に言えば、

ケニアでの研修を、断念しました。

断念・・というとなんだか消極的な感じがするけど・・・切り替え的な雰囲気の方が強いかなぁ。
今まではアフリカ一本で研修先を探してきたんですが、ここからはインドで探すことになります。



理由としては、やはりケニアの現状が不安定なこと、リスクコントロールがきかない事態になる可能性が高いこと大きいです。
300人を超す犠牲者を出した暴動自体は、収まりました。人々は、少しずつ自分の生活に戻ろうと努力してます。
でも、可視化された民族の枠組みって、そう簡単には消えないんですよね。たとえそれが本当の問題の根っこじゃなくても。見えやすいものは、それだけ影響が強い。
政治的不正と日々の生活の困窮具合への不満、それが最高潮に達したのを利用した過激な連中が、大統領の出身部族を攻撃した。で暴力の連鎖が起こった。どう考えたって構造は民族紛争じゃないんですが、明らかに選挙前より、民族が意識される度合いというか・・住民同士の間の緊張は、高まってしまいました。
それは結局、全体的なテンション(緊張感)の上昇に繋がってます。実際、↑の番組で言うように「政治的意識が高まってる」って肯定的にとることもできるけど、一触即発な部分が残るってことでもあります。大半の人が、辛抱強く耐えているとはいえ、スラム自体の治安はあまりよろしくありません。
暴動に加わった人全員が逮捕されたわけでもない。国会に先駆けて、キベラの若者達がペットロール爆弾を作ってるとの情報もあり。デモも計画中だとか。完全に警察対策ですね。
意外なのか考えてみたら当然なのか、暴動での死者はほとんど警察の発砲によります。
次は暴動者側も、より一層過激化するつもりなんだろうか。


まぁ、一言でくくってしまえば、沈静化されたとはいえ、以前とは比較にならない治安不安定さの中で、自分の身を守る自信がない。と。3月までに事態は好転するかもしれないけど、長期的視点ではやはり不安が残ります。
返信返してくれたNGOによっては、危ないから今はこないほうがいいっていうとこもあって・・・あとは「受け入れできる余裕がない」とか(←こっちの方が生々しいですね
プロではなく、学生として団体にお世話になる立場である以上、途上国での活動は常に最悪の事態を想定しながら動くことにしてるんで・・・



そしてまぁ、以上に述べた安全的な面でも問題だったんだけど、
何よりも大きいのは、研修目的が果たせなさそうなことですかね。とても利己的な理由ですが、本音です。
アフリカが好きで、アフリカについて今まで色々調べてきて、アフリカ行きたい気持ちはもうはりさけんばかりですよ。ケニアでの研修先探し打ち切りを決めるのに、どんだけ内面での葛藤があったか。危ないとわかってても理性じゃどうしようもない好奇心が・・・
でも、
今回の研修の目的は何?って聞かれたときに
×アフリカに行くこと
○自分が今まで興味をもって勉強してきたことの現場を見ること、及び将来への展望を得ること。草の根のアクターで働くといったことがどういうことであるかを、身を持って体験させてもらいに行くこと。そして新たな問題意識をもって帰国すること。大学生として。国境越えた視野で問題にとりこむことは、結局、自分の国にも視線が向かうことだから。

とまぁ、卒業論文がないこの学部で、学生生活中にやっておきたいこと・的な。体験しなきゃ勉強した気にならんじゃん、という至極明快な理由なんですが。
そうした大きい視野でこの研修の意義を考えた場合、
今のアフリカでは、達成できないんじゃないか。という結論に。至ったわけです。



こういうときこそ、行きたい気持ちはものすごい強いです。
でもこういうときに行っても何もできないであろうって限界も、非常に感じてます。
研修研修っていってますが、結局は、受け入れ先のNGOが機能していることが前提です。受け入れてもらう視点を、忘れてはいけないです。
自分の非力さを実感するって、非常に精神的にクるものがありますが、現実は真摯に受け止めなきゃなぁとは思ってます・・・学生として今できることは、学ばせていただくこと。ああでもやっぱりちょっとへこむね!




そういうわけで、アフリカは今回は行かないことになったわけです。
正直相当残念、一晩やけ酒煽るぐらいのちくしょーめ度で(どんだけ男勝りなんだろう)ちょっとメールや着信に返信する気力も失ってた状態だったんですが
自分なりにも納得した上で、インドに転向しました。

なんだかんだで、切り替えは早いから。私。
インドはインドで魅力的!インドいいじゃない!文化も発展に伴う影も民主主義の形も、インド独自の形があって。
アルンダティ・ロイの「god of small things」を読んでから、アフリカの次にインドに興味をもってたもので。いい機会だ!
どこの国がどこの国より問題が深刻であるという話でもないので、インドで研修をする以上は、全力をインドに向けていきたいとは思っています。



最後に、
アフリカに関しては、いち早くケニアの問題が、政治的解決を果たせるよう祈るばかりです。一人でも多くの人がこの問題を問題だと思ってくれたら、それは意義ある変化だと思うんです。ドラマチックな変化も大事だけど、机上に載せって小さなアクションも、大事ですよね。たぶん。
引き続き、情勢チェックはしていこう。そしてまた卒業間近にでも、独自で赴いてみようかなぁとは思っています。
とりあえず、国境付近のウガンダ軍隊には帰っていただきたい。混乱するから。かえれー




は。長くなった。長文乱文ですみません。理路整然とした文章に憧れます。
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[2008/01/15 22:50] 渡航前 | TB(0) | CM(0)

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