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おとなとして 

インドでの友人とチャットしてました。今。
NGOっていうのは本当に、NGOの職員だけの努力で成立してるわけではないんだということを良く教えてくれた人。
kishan.jpg
この人です。
笑顔の素敵なキシャ-ン、27歳。



彼はTATAコンサルティングサービス(TCS)の社員。本人が公開していいって言うから書いちゃいますが。
TATAグループ自体は知ってる方多いかと思います。インド最大の財閥で、車から製鉄から電力からなんでもやっちゃうとこですね。食塩まで作りますからねTATAはね。「あ、これもTATAですか・・・」といった感じ。
日本じゃ見ないけど、インドの道を走ってる車で圧倒的に多いのがTATA製です(日本車はSUZUKIをよくみた)。今年だと、TATAモーターズがジャガー買収したってことで、イギリス逆植民地化じゃああああとキシャーんがジョーク言ってたっけそういえば。

おっといけない話がそれた(いつものことだけど


TCSといったら、インド最大手のITサービス企業なんですよ。
そんな大企業が、スラムの中の一NGOであるうちの団体に、継続的にボランティアを派遣してくれてるんですね。
それ以外にも、中古のパソコンやらと色々寄付をしてくれてるんですが、人的な協力が、何よりもうれしいものなんです。
TCSが派遣してくれてる・・・・と書いたけれども、勿論これは強制ではないので、
来てくれている社員の人たちは、皆、自主参加。




キシャーンもそうやって来てくれていたボランティアの一人。パソコン関係のあれこれやTCSとのパイプ的ロールから、子供達の遠足の付き添い役まで、ほんとにニコニコとね。子供達にも慕われる(そして何人かの女の子に惚れられる)お兄さんでした。
何よりも、彼には私達にできない役割を担ってもらってました。たとえば・・・・私達インターンは、現在NGOのもとで教育を受けている子供達を中心に仕事をしてたんですが、彼のような、インドにおいて成功を収めたいわばロールモデルのような存在は、はたらく子供達を学校に来させるよう親御さんを説得する時にも、非常に必要だったんですね。


TCSの社員っていったら、まぁ激務なんですよ。話聞いててインドの本気とやる気を感じておののいてた私です。
そんな激務の傍らで、こうやって自主的に、スラムの子供達の教育支援に携わろうとしている人がいるわけです。
彼はスラムの出身でもないし、これまでもスラムの内部とのつながりは一切はなかった。インドにおいて、スラムは物理的には近い世界であっても、そこに住む者以外が入る場所ではないからね。
それでも彼いわく、
「インドの発展のためには、教育を普及するのが一番だから」と、このNGOに来てくれたそう。
「前はスラムは怖いイメージだったけど、ここの子供たちも僕の小さい頃と何ら変わりない。働かなければいけない状態は理解するけど、どうにか学校に入れてあげたい」。
なんていうか、この「ここに住んでる人たちも自分と一緒」っていう考え方・・・言葉にするとのっぺらしてるけど、実際には凄く難しいと思うのです。
この言葉を彼の口から聴いたとき、率直に感動しました。




キシャーンの他にもプージャやエクタなどなど、TCSからのボランティアは、私がいた間でも8人いて、その彼らの口から、
「インドの発展のため」とか
「国のためになるから」
っていう気持ちが、多く語られていたと思います。
日本とアメリカ育ちの私には、ちょっと自分の中では馴染みのない種類の気持ちだったけど
「愛国心」っていう、あまり好きではない言葉が、ちょろっと頭に浮かんだ瞬間でした。



物を乞う子供やすぐそこのスラムを、そこに存在しないかのように通過する多くの人々。そんなイメージが、インドの格差にはあるかもしれないけど。てか実際そうなんだけど。外回りの営業まがいのことをしていた時は、この格差は運命だとでも言うかのように諦めをにおわせる人々の言葉に、「ああこれはダメかもしれないこの国」と心が折れそうに(弱すぎる)orz
でも
クーラーがかかったオフィスから一歩外に出れば、経済の流れに置き去りにされた人々の生活が自分の国の現実として目いっぱい広がる・・・・そんな光景を見て、何かしたいと思う人たちもいるもんです。
アタックする問題の種類にもよるけれども(たとえば児童買春の問題なんかだと、インドではかなり敬遠される)、こうした人たちがいる限り、NGOが外部に働きかけることは無駄ではないと。そう感じました。
そして彼らを介してまた、意識は広がっていくわけで。それが一番大事ですよね。
社会の流動性ってのは、放っておいても自動的に高まるものではないと、個人的には感じるので・・・・経済勉強不足なので、あんまり大きな声で言わないほうがよさそうだけれども。:P




傾向として、インドの企業も、社会的責任というものにすごく積極的に動きだしてます。私達が始めたPROJECT POSTCARD(詳細は色々定まってから)も、某インド企業の援助のもと遂行可能と相成りました。まだ結果が出てないので、そのために私はまた年末にちょっともどらなきゃなんだけども・・・。
日本はその辺どうなの?といわれて、答えられなかった私。最悪です・・・・orz
海外でマングローブを植えよう!とかは某企業で見たことあるけども。。。。環境系のCSRも結構多いよね。
その辺は就職活動通して詳しくなるとして(後回しにしたなこいつと思った方、正解です)
会社に入っても、自分で働くようになっても、キシャ-ンのように、なんかこう、社会の中の自分の位置と、自分にできることを見つめられる人に。
なれるとよい。と。おもいます。


=======================-===============
夜遅くに文章を書くと破綻するという自分セオリーを覚悟で書いたら、やっぱり破綻しました。
現在NYは深夜の二時半。時差ぼけはとっくに治ったはずなのに、どこいっても夜更かしのためすえでした。おわり。
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[2008/09/03 15:24] IN KOLKATA(写真つき) | TB(0) | CM(0)

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