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イメージとリアルと 

前に、イメージと現実(リアル)
と、誰かがどっかで撮った写真を「リアル」だと思ってしまう罠についてどっかに書いた気がしますが、




まず、「スラム」をイメージしてみてください。






さてでは写真のご登場
blog6.jpg
(オレンジの物体は私)


これはオフィスの一歩手前、スラム中心部です。
イメージと、なにか違った印象は受けるでしょうか?
健全な活気に溢れている?
子供達が思ってよりも綺麗な格好をしている?



「現実はイメージほど酷くなさそうだな」と思った人もいるかと思いますが
だとすれば私の罠が正常に働いたということです。



上の写真を十字路を右手に曲がると見える光景blog1.jpg


一枚目と比べてだいぶ与えるイメージが違いますよね。
でも、100メートルと離れてない、同じ区域の光景です。



同じスラムの中です。



二枚目の方がUNHAPPYに見えますか。一枚目よりも家の状況は確かに酷いです。浸水どころの話じゃないです。すぐ脇にゴミ山があるので異臭で頭痛がするほどです。


だけども
blog5.jpg

お父さんは静かな笑顔で子供をあやしていたりします。嬉しそうに子供の名前を教えてくれます。
左端にうつってる子の友達は去年孤児になったそうですが、すぐに近所の人に引き取ってもらったそうです。貧しい同士だから、家計は苦しいどころではないと思うんだけど・・・・
人間的な温かさを、非常に感じた場所です。

でも実際のところ、このお父さんや女の子が毎日思うことなんて、何もわからないよね?



どうでしょう、これはあなたの元のスラムのイメージ、そして私の写真が示す「現場」、どちらからも読み取れない情報じゃないでしょうか?







これ、抽象的な概念にも当てはまりますよね。
じゃぁたとえば、次、「児童労働」をイメージしてみてくださいね。
どんなイメージでもかまいません、知ってることつなぎ合わせてで。




さてでは、彼↓
blog2.jpg

彼も一応、定義上は「児童労働」をしている子に含まれます。
悲惨さや無理やり感が一切感じられない、明るい写真に仕上がってますね。
話を聞くと、確かに無理やり仕事させられてるわけでもないし、過酷な労働じゃありません。親の手伝いの範囲内です。
でも、
事実として学校に行けてません。学校に行きたいと思うことはある?と聞くと、そりゃあるけどねーと手元のきゅうりをいじります。


児童労働のイメージ、ちょっと変わりました?



でも実際、500メートル先の刺繍工場(ちっさいの)では、10歳の子がちょっとしたミスが原因で、耳にタバコ押し付けられてたりします。
これも児童労働です。
3キロ先のショートステイホームでは、家に帰る時間がないから工場の下で寝る子供もいます。
これも児童労。



一つの概念を示す言葉、そのイメージで、ひとくくりにしたところで
現実はあまりに多様で、広くて、複雑。







なんだか堂々巡りのような展開で、わかりにくくなってしまってアレですが、私が言いたいのはまさにそういうことで
自分で歩いてみないと、何がリアルかなんかほんとわかんないんですよね。
知ったつもりでいたことが、二度三度覆されることなんかざらで。
「その人の身になって」とか「現地の人と同じ視点で」とかいえるにはまだまだです。
自分で歩いたとしても、話を聞かなきゃ表面なでてるだけだし
話を聞いても、決してその人にはなれない。
それでもちょっとでももっと深く知りたい、
思ったこと、見たことを伝えたいと思うから、歩くわけなんですけど。


だから、私の写真、私の話も、決してインド・コルカタの「現実」ではなくて
個人のフィルターがかかったものとして、認識してくださいね。
という話。
上のスラムの写真からもわかってもらえるとは思うけど、カメラを向けてシャッターを切るって作業自体が、もう光景の取捨選択なわけだしね。
ここのブログは、私が見たもの・考えたことを記録していく場所だから、敢えて写真は公平に選んでますが、これが団体のホームページとかだったら、「これがコルカタのスラムの現実です」とキャプションつけてのせる写真は相当偏ることでしょう。
HP更新にも携わってるもんでなんか色々矛盾は感じます。内なる葛藤です。信念とクライエントのニーズの。




ちなみに
私は写真を撮るときは、必ず本人らに断ってから写真を撮ることを約束事としてます。自分への。
コルカタのように、人々の生活自体が珍しく写ってしまうとこでは、彼らが物であるかのようにカメラを向けてしまうことがあります。
これ、LACK OF RESPECTじゃないかなぁと。思うので。トレイニー同士でもその辺で議論になったりしたんだけど。「なぜ写真を撮らせてほしいのか」「何をしにここにきたのか」等々、ちゃんと説明すると、揉め事も起こらないし、結局皆この方針でいくことになりました。
ただまぁ・・・・・
言語の壁的に四苦八苦な作業ではあるんだけどね・・・ORZ(↓途方にくれる本人と笑ってまってくれるスラムのおっちゃんら。英語わかる人が通訳してくれてことなきをえました。ベンガル語まだまだです)
blog3.jpg



______________________________________________________________________________

さて
中国人トレイニーANDYが帰国しました。
英語が苦手だったANDY。私たちともボスともあまりコミュニケーションがとれず四苦八苦してたけど、それでも毎日欠かさずオフィスにきて、笑顔と身振り手振りで、一生懸命動いてました。
すごいとこは、妥協しないとこかなぁ。「うーん、そうじゃなくて」といいながら、10分以上かけて意思を伝えてくれたことも沢山。


私は元々人より短気なんでしょうね、すぐに口出したくなるし、今ANDYにこれ任せるより自分でやった方が早いかな・・とか思っては自己嫌悪に陥ることもタタありました。
言語がよくわからないのにめまぐるしく物事が動く環境の中で、毎日笑顔で明るく振舞うのがどれだけ大変かは、生い立ち的に私が人一倍わかってるはずなのに、あんまりうまくフォローしてあげられなくて・・・後々後悔が残ります。

それでも、忍耐強く付き合ってくれてありがとう、中国にきてくれないと泣くよwと言ってくれたANDY。行くとも行くとも四川!!!恋愛話もまたしようw

習慣・物の考え方の違いで、いらっとくること、ぶつかること、興味がわくこと、驚くこと、沢山沢山あって、一つ一つクリアしてる最中で。。。。。まだまだいらっときたりおいおいおいおいおいおい!!!と叫びたくなることもあるけども
とりあえず苦手なことが少なくなりました。人間関係的な話での。



また会いましょう、ANDY!元気で試験頑張ってw
withandy.jpg

DENISE(SING)、私、ANDY(CHINA)、ZOE(GREECE)



_____________
余談ですが・・・・
ANDY送別会の豪華な料理にまぎれて、ひっそりと牛の脳味噌がまじってました・・・・え、ちょ、BSEとか聞いたことないですか・・・・?
いや、うん、出されたもんは食べますよ。
触感的には豆腐ですが、見た目的には血の筋が見えるので若干えぐめです。そして味覚的には生臭い豆腐です。やけにまろやかです。やけに。
二度は食べねぇ(硬い決意
ちょっと怖いんで、人間が狂牛病にかかった場合にどういう兆候が出るのか誰か教えてください笑。私が狂牛病にかかったらそれは十中八九あの脳みそのせいだ。
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[2008/06/07 20:15] IN KOLKATA(写真つき) | TB(0) | CM(5)

今回の記事は特に考えさせられました。やっぱり自分の目で見て感じることが重要なんだなと。いろんな所で「現場を見ること」が大事といわれているけど、そのことを痛感させられました。そしてそれを読み手にスムーズに理解させる記事の組み立て方もさすがだなと。まるで古畑任三郎(別に名探偵コナンでもいいですが…)を見ているような鮮やかさでした。お見事!

人間関係で苦手が少なくなったのはうらやましい。僕なんか腹の立つこと、いらんコト言うて相手に不快な思いさせることばっかりです。牛乳は毎日200ml飲んでるんでカルシウムは足りてると思うんやけど…(笑)。これはあかんなと思ったら、つぎからは意識して行動・発言することの繰り返しかなと思います。

最近フランス語の勉強を再びはじめました(実に3年ぶりくらい!)。この勉強いつまで続くか分かりませんが、僕の夢はパリのル・コルドン・ブルーかエコール・ド・リッツエスコフィエで菓子作りを学ぶことなので(←これは本当)。就職活動については聞いてほしいこともあるので、また帰ってきたら語り合いましょう。

京都はもう本格的な梅雨です。
[2008/06/08 02:19] TOKUDA [ 編集 ]

BSE??!

BSEは、確か潜伏期間が長く(10年とかだった気がします)、発症した際の症状は一見アルツハイマーっぽい症状や痙攣等が見られる…のではなかったかな?と、真面目に答えてみました。笑

メール本当にありがとうございました!
ブログで伝える際に悩んでいる、という意味がわかりました。本当に、写真一つ、言葉一つで印象や受け取り方が変わってきますね。でも、今為季さんが見たまま、感じたままを伝えていただければと私としては思います。それを読めることが嬉しいので^^

研修生の方たちと写っている写真が、すごく好きです!☆

お仕事の方は…順調ですか??新しいプロジェクトを始めたそうで大変かとは思いますが、残り半分の研修が充実したものとなりますように☆お体にも気をつけてください!!
[2008/06/08 05:00] アイセックの近藤です♪ [ 編集 ]

覚えてるでしょうか?
かれこれ3ヶ月ほど前に時計台のところで会った一回生(当時)の3人のうちの一人です。
今は二回生になりましたー。

このブログにコメントさせていただくのは初めてです☆
すごく色んな経験をして、色んなことを感じてらっしゃるんだなーとブログから伝わってきます。今回の記事もすごく考えさせられました。言葉の定義とか、リアルを考えることって本当に難しいですよね・・・

話は変わりますが、今アイセックでは夏にインターンに行かれる方のマッチング作業やプレパレーションなどを行ってます☆今回もインドを希望されてる方が数名いますよー。「インド行ってみたい・・・」と思う今日この頃です笑

ではではこれからもブログ楽しみにしてます。
残りのインターンもがんばってください!!
[2008/06/14 22:06] AIESECの小西です! [ 編集 ]

BSE

研修お疲れ様です!
半分が過ぎましたね。

厚生労働省によると現時点ではBSEがヒトへ感染したという直接的な証明はなされていないそうです。
新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病がBSEが原因の可能性があるとして研究されているようです。

以下、厚生労働省と横浜市衛生研究所の新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病に関する記事の抜粋です。

潜伏期間は数ヶ月から数年の長期間
発症して死亡するまでの平均期間が6ヶ月から13ヶ月

最初は、抑うつ、不安、無感動、引きこもり、妄想などの精神症状で発病することが多く、痴呆などの症状の進行は、孤発性や家族性のクロイツフェルト-ヤコブ病に比べると遅い。末期には多くが無動性無言。


引きこもりに妄想って……(苦笑)
BSEかも知れない人が日本には掃いて捨てるほどいるってことですかww
発症率から考えたら、BSEよりも蚊や虻を媒体とする寄生虫病の方がずっと確率高い気がします><!
[2008/06/18 20:25] こひろん [ 編集 ]

>TOKUDA
コナンよりは金田一派でw
たまに、自分で読んだことや知識として知っていたことと現実があまりにかけ離れていて、唖然とすることがあるんですよ。こっちにいると。えええ、って。その衝撃が結構深くて、面白いんですけどね。日本にいてもそういう経験はできるんでしょうが、なにぶんフットワークが重いもんで・・・帰国してからはもっとアンテナ広く張って動いてみようかなと。

私はこっちにいる間に、完全にフランス語を忘れましたORZ いやそもそもそんなにスキルとして身についてはなかったんですけどね、えぇ・・・・フランスで修行することになったら教えてください、遊びに行きますw
その代わりどの国の英語でも聞き取れるという無駄な濃緑を取得しました。どう使えばいいんだろうこれ。



>近藤さん
コメントありがとう!
自分でネットで調べるという作業を怠って申し訳ないですw
ブログに載せる事柄は、ほんとに悩むんですよねー・・・それこそ表現一つ一つに。こんなんでもORZ
プライベートなことで誰かにべらべらと相談したいことは沢山思いつくものの、とてもじゃないけどWWWでは無理なこととかも色々あって笑。帰国して飲む機会があったら是非聞いてやって下さいw無駄に色んなこと経験してます。

仕事の方は、色々あれど順調・・かな?トレイニーの仲がとてもいいんで(言い合いや議論は毎日のことだけど)救われてます。一人で仕事するより、やっぱり数人でやった方がエネルギーも沸きますしね。
そちらもそろそろ試験期間かと思いますが、梅雨乗り切って頑張ってください!



>小西さん
覚えてますとも!そうかもう二回生に・・(遠い目
もう夏休みの研修先が決まりはじめてる頃でしょうか?カルカタいます?!
色々と旅しましたが、やっぱりインドはひろくて・・・・派遣地域によってかなり特色が違うかと思うので、何かあったら聞いてくださいね。私自身はまだよくわからないけども、友達が各地にいるので、役に立てることも多少あるかもしれないです。
残りあと一ヶ月ちょいになりましたが、やりきって帰りますね!


>こひろん
ちょ、本格的wwww
まぁあんまり心配ないってことみたいですね・・・よかったよかった・・・あまりにも見た目と味がえぐかったもので、若干心配になったんですがw
蚊には刺されまくって足が大変なことになってますが、いまんとこ大丈夫ですね・・・南の方に行かないかぎりマラリアの心配もないかと・・・・
私の場合は発熱と腹痛が最大の問題です。この前も急に39度の熱が出て・・・上司には日本人は弱い!といわれる始末で・・・日本人に申し訳ないORZ

[2008/07/02 22:19] azusa [ 編集 ]

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