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せせらぎ君 

突然ですが、私いま、息きれております
心拍数もたぶんはんぱないです、「たぶん」っていうのは心拍数どうやって数えるのか忘れたからです

それというのも
実家に出た「せせらぎ」君を退治してたからですね。
孤独に、勇猛果敢に。いろんな意味でもうだめかと思ったぜ



なに?せせらぎ君を知らない?
そんなあなたは伊坂幸太郎の「魔王」を読んでください。2時間ぐらいで読める割には結構面白いから。
せせらぎ君とは、あの黒光りするすばやいやつのことです。日本人がもっとも恐れる虫ナンバーワンの。デスノートが手に入ったら真っ先に誰を殺す?っていう馬鹿な質問を塾の生徒から聞かれるたびに「誰っていうかまずあの虫一匹残らず」って答えてたあの虫のことですよあの虫。
「魔王」で登場人物の弟が、「ゴ○ブリ」っていう名前がきもいから「○キブリ」はあんなに特別に嫌われるし特別きもいんだ、よって今日から「ゴキ○リ」はもっとさわやかな「せせらぎ」とか呼ぶべきだと言い出すわけですよ。
「よしその案のった!それでたつ鳥肌が減るのなら!」と思って積極的にゴキブ○って名前を使わないようにしたけど
まっっっったく効果なかったね!!!!さわやかなほどに!!!やっぱりきもいもんはきもいね!!手震えたわ。
実家で見たのは初めてでした。私の管理の問題なんですか。そうなんですか。でも下宿でも出したことないんだけどな・・・







海外インターンにいくにあたって、何が一番心配だったかといえば、虫のことでした。
この甘ちゃん野郎が・・と思われるかもしれませんが、いやいや、必要があれば比較的どこでも生活はできると、そういう自信はあります。
猛暑も嫌いだし風呂なしで数日生きるのも嫌いだし生ごみの匂いも嫌いだけども、嫌いってだけで耐えようと思えば耐えられます。その程度です。
でも
生理的に嫌いなものは、どう訓練しようが克服できないようで。というか訓練しようと試みること自体がもう失神もので。
日本の部屋にでるあの小さい小さいクモでさえ、視界の端に写ったとたんに絶叫するやつですよ私は。



インドやアフリカに行った先輩から「まぁゴキ○リはありんこと同じくらいに出るよね」とか「ゴキブ○こわくちゃインターンなんか行けないよ」とかさわやかな脅しをいただいてたからなおさら、
インド行きが決定して、しかも行き先があの悪名高きカオスの街コルカタだってなったときに、ちょっとこれ私大丈夫かな・・・と心配になったのは、正直な話です。
そりゃまぁ他にも力量的な心配事はあったけれども、そういうのはまた質が違うものってことで。


結果論としては、まぁなんとかなってたんですよ。インドでは。
お世辞にもきれいなトレイニーハウスではないしね、インドだしね、そりゃ何回か出たけどね。でっかいのが。「またいる・・・・ギャリーのアホが食べかす掃除しないから・・・・!」とギャリーに罪悪感を着せて死体処理させたりとかはしたけども :P 料理するとてきめんでした。
最初の何度かこそ絶叫して駆除に一時間近くかかってたけど(人生において自分で退治した記憶が一回しかございませんでした)最後の方じゃかなり手際よくなったんじゃないかと。


せせらぎ以外でいえば、蟻も食べたしね。
dk2.jpg

ギャリー氏特製、「米を外に放置してたら蟻がたかっちゃったけど捨てるの勿体ないからプロテインたっぷりとか言って食べちゃおうチャーハン」でーす
見てこの遠慮せずにさぁ食えよみたいな顔↓
dk3.jpg

いやいやいやいやくえよじゃねぇよ!!!!日本人はイナゴは食っても蟻はくわねぇ!!!!そして私はいなごもくわねぇ!!!
・・・という叫びよりも三倍ぐらい過激な毒吐きはしましたが(愛ゆえにです、愛ゆえに)
スラムで大事に大事に食事を取ってる人たちを自然と思う環境にあるから、「もったいないから食うか」という話に、結構簡単になるもんです。
かなり極端な、必要外の努力の話になったなこれ。。。。。でもまぁ、そんな感じで。
「なんでもあり!もうなんでもあり!」という精神になれたら、もうあなたのもんです。みたいなね。
ただ単に私が軟弱すぎて初期HPが低すぎるって話でもあるか。いやほんと、見た目ほど大味じゃないんですよ私は。自分でいうと説得力ゼロだけども。


海外研修に行くにあたって不安なことってたくさんあると思うんだけども
大体の場合、現地について、仕事や人間関係含めた、その場所の空気に飲まれればなんとかなるもんだと。思います。
どうにもならん疫病や災害、巻き込まれ型犯罪・事件を除けば
人間の許容範囲って以外と広いもんだと。ね。







とかいっといて
インドで克服したようにみせかけて、やっぱり私の虫嫌いは治っちゃいなかった。上の話の流れぶち壊すようでなんですが。
きらいなもんはきらいです。



同居人デニースは「虫は間のようにうそつかないし騙しもしないから善良だよ・・・」とかインド生活初期に見られる人間不信病的な発言をしてましたが(視線が悟りひらいてた)
いやいや、せせらぎ君はこざかしいほど人なめてるからね。
そろそろ私もせせらぎ君の死体を処理するという現実に戻らなければならないね・・・現実逃避でインドに意識を飛ばしていたのよ・・・・
良かった明日がごみの日で。
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[2008/09/25 09:30] 未分類 | TB(0) | CM(0)

おとなとして 

インドでの友人とチャットしてました。今。
NGOっていうのは本当に、NGOの職員だけの努力で成立してるわけではないんだということを良く教えてくれた人。
kishan.jpg
この人です。
笑顔の素敵なキシャ-ン、27歳。



彼はTATAコンサルティングサービス(TCS)の社員。本人が公開していいって言うから書いちゃいますが。
TATAグループ自体は知ってる方多いかと思います。インド最大の財閥で、車から製鉄から電力からなんでもやっちゃうとこですね。食塩まで作りますからねTATAはね。「あ、これもTATAですか・・・」といった感じ。
日本じゃ見ないけど、インドの道を走ってる車で圧倒的に多いのがTATA製です(日本車はSUZUKIをよくみた)。今年だと、TATAモーターズがジャガー買収したってことで、イギリス逆植民地化じゃああああとキシャーんがジョーク言ってたっけそういえば。

おっといけない話がそれた(いつものことだけど


TCSといったら、インド最大手のITサービス企業なんですよ。
そんな大企業が、スラムの中の一NGOであるうちの団体に、継続的にボランティアを派遣してくれてるんですね。
それ以外にも、中古のパソコンやらと色々寄付をしてくれてるんですが、人的な協力が、何よりもうれしいものなんです。
TCSが派遣してくれてる・・・・と書いたけれども、勿論これは強制ではないので、
来てくれている社員の人たちは、皆、自主参加。




キシャーンもそうやって来てくれていたボランティアの一人。パソコン関係のあれこれやTCSとのパイプ的ロールから、子供達の遠足の付き添い役まで、ほんとにニコニコとね。子供達にも慕われる(そして何人かの女の子に惚れられる)お兄さんでした。
何よりも、彼には私達にできない役割を担ってもらってました。たとえば・・・・私達インターンは、現在NGOのもとで教育を受けている子供達を中心に仕事をしてたんですが、彼のような、インドにおいて成功を収めたいわばロールモデルのような存在は、はたらく子供達を学校に来させるよう親御さんを説得する時にも、非常に必要だったんですね。


TCSの社員っていったら、まぁ激務なんですよ。話聞いててインドの本気とやる気を感じておののいてた私です。
そんな激務の傍らで、こうやって自主的に、スラムの子供達の教育支援に携わろうとしている人がいるわけです。
彼はスラムの出身でもないし、これまでもスラムの内部とのつながりは一切はなかった。インドにおいて、スラムは物理的には近い世界であっても、そこに住む者以外が入る場所ではないからね。
それでも彼いわく、
「インドの発展のためには、教育を普及するのが一番だから」と、このNGOに来てくれたそう。
「前はスラムは怖いイメージだったけど、ここの子供たちも僕の小さい頃と何ら変わりない。働かなければいけない状態は理解するけど、どうにか学校に入れてあげたい」。
なんていうか、この「ここに住んでる人たちも自分と一緒」っていう考え方・・・言葉にするとのっぺらしてるけど、実際には凄く難しいと思うのです。
この言葉を彼の口から聴いたとき、率直に感動しました。




キシャーンの他にもプージャやエクタなどなど、TCSからのボランティアは、私がいた間でも8人いて、その彼らの口から、
「インドの発展のため」とか
「国のためになるから」
っていう気持ちが、多く語られていたと思います。
日本とアメリカ育ちの私には、ちょっと自分の中では馴染みのない種類の気持ちだったけど
「愛国心」っていう、あまり好きではない言葉が、ちょろっと頭に浮かんだ瞬間でした。



物を乞う子供やすぐそこのスラムを、そこに存在しないかのように通過する多くの人々。そんなイメージが、インドの格差にはあるかもしれないけど。てか実際そうなんだけど。外回りの営業まがいのことをしていた時は、この格差は運命だとでも言うかのように諦めをにおわせる人々の言葉に、「ああこれはダメかもしれないこの国」と心が折れそうに(弱すぎる)orz
でも
クーラーがかかったオフィスから一歩外に出れば、経済の流れに置き去りにされた人々の生活が自分の国の現実として目いっぱい広がる・・・・そんな光景を見て、何かしたいと思う人たちもいるもんです。
アタックする問題の種類にもよるけれども(たとえば児童買春の問題なんかだと、インドではかなり敬遠される)、こうした人たちがいる限り、NGOが外部に働きかけることは無駄ではないと。そう感じました。
そして彼らを介してまた、意識は広がっていくわけで。それが一番大事ですよね。
社会の流動性ってのは、放っておいても自動的に高まるものではないと、個人的には感じるので・・・・経済勉強不足なので、あんまり大きな声で言わないほうがよさそうだけれども。:P




傾向として、インドの企業も、社会的責任というものにすごく積極的に動きだしてます。私達が始めたPROJECT POSTCARD(詳細は色々定まってから)も、某インド企業の援助のもと遂行可能と相成りました。まだ結果が出てないので、そのために私はまた年末にちょっともどらなきゃなんだけども・・・。
日本はその辺どうなの?といわれて、答えられなかった私。最悪です・・・・orz
海外でマングローブを植えよう!とかは某企業で見たことあるけども。。。。環境系のCSRも結構多いよね。
その辺は就職活動通して詳しくなるとして(後回しにしたなこいつと思った方、正解です)
会社に入っても、自分で働くようになっても、キシャ-ンのように、なんかこう、社会の中の自分の位置と、自分にできることを見つめられる人に。
なれるとよい。と。おもいます。


=======================-===============
夜遅くに文章を書くと破綻するという自分セオリーを覚悟で書いたら、やっぱり破綻しました。
現在NYは深夜の二時半。時差ぼけはとっくに治ったはずなのに、どこいっても夜更かしのためすえでした。おわり。
[2008/09/03 15:24] IN KOLKATA(写真つき) | TB(0) | CM(0)
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